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対物賠償保険

自動車保険の対物賠償保険はどんな内容の保険なのでしょうか?また対物賠償保険の限度額はどのように設定するべきでしょうか?

対物賠償保険とは?

対物賠償保険とは運転中に物を壊した場合に、その損害に対する補償をしてくれる保険です。例えば他人が所有する建物やガードレール、電柱などを壊した場合です。

対人賠償保険が人を対象としているのに対し、対物賠償保険は物を対象としています。自賠責保険では物に対する補償は行っていないので、任意保険で物への補償をカバーするというメリットも大きいことから多くの方が加入しています。

対物賠償保険の補償範囲

対人賠償保険と同様に対物賠償保険も補償の対象となるのは他人が所有している物に対してのみです。例えば、駐車中に家族が所有する車にぶつけて壊してしまった、という場合は補償の範囲外となります。

また以下のケースでも対物賠償保険の範囲外となっているので注意が必要です。免責事項というところに記載されていますので加入前にきちんと確認しておきましょう。

  • 故意による事故
  • 自然災害(台風や地震など)によって生じた損害

無免許運転や飲酒、酒気帯び運転などによる事故で物を壊した場合は補償されます。これは対物賠償保険も被害者を救済するという目的で作られているからです。

対物賠償保険の補償額

対物賠償保険の補償額は1000万円や無制限といった限度額の中から選んで加入することになりますが、実際に事故を起こした場合はどれくらいの補償額が必要になるのでしょうか。

一般住宅に車が突っ込んだ場合は数百万円~1000万円強と言われていますが、お店や営業用の車との事故では数千万円から億を超えるケースもあります。これは事故がなければ得られるはずだった利益が無くなることによる、「間接損害」と呼ばれるものが発生するためです。さきほどの家などのケースでは「直接損害」となります。

判決例 裁判所 被害 認定損害額
平成6年 神戸地裁 積荷(呉服・洋服・毛皮) 2億6153万円
平成8年 東京地裁 店舗(パチンコ店) 1億3580万円
昭和55年 福岡地裁 電車・線路・家屋 1億2037万円

以上のような判例もあるため、保険料は高くなりますが対物賠償保険の補償限度額も無制限にされておくことをおすすめします。

参考リンク
・おとなの自動車保険:「対物賠償保険

対物賠償保険のまとめ

  • 自賠責保険でカバーできない物に対する補償を行う
  • 対物賠償保険の補償範囲は他人が所有する物に対してのみ
  • 対物賠償保険の補償限度額は無制限に設定するのが望ましい

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